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糖尿病患者の人工透析とは?透析治療が必要になる原因や症状、治療方法を解説

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現代の国民病ともいわれる糖尿病。日本全国での糖尿病患者は2,000万人を超えるほど多くなっています。糖尿病と診断されれば、人工透析についても知識としてしっかり押さえておく必要があります。

なぜなら、透析を受けている患者さんのうち3人に1人が糖尿病が悪化して引き起こす病気である糖尿病性腎症という時代なのです。

この記事では、糖尿病の原因や症状、人工透析治療が必要になる状況や症状、そして治療方法まで詳しく解説します。最後まで読んでいただくと糖尿病と透析についての理解が深まります。

糖尿病、透析治療で病院をお探しの場合は、「井口病院」へお越しください。

当院は北千住駅から徒歩3分の好立地に位置し、通院に便利な病院です。足立区以外の埼玉や千葉方面からも患者様にご来院いただいております。

当院は、透析患者様に起こり得るさまざまな不調や疾患に対処できるよう、体制を整えており、維持血液透析だけではなく、緊急透析や各種血液浄化療法も行っています。

安心して検査、治療を受けられますので、お気軽に当院をご利用ください。

※電話受付時間:9:00〜17:00

糖尿病の原因と症状について

糖尿病とは、ブドウ糖(血糖)を分解して血糖値を下げるインスリンの働きが低下することで、血糖値が慢性的に高くなってしまう病気です。ブドウ糖は人間にとって必要不可欠なものである一方、それが多すぎても体の血管を障害し、さまざまな合併症を引き起こしてしまいます。

大きく1型糖尿病と2型糖尿病に分かれており、1型糖尿病はインスリンをつくる膵臓の細胞が障害されることで起こるため、インスリン依存型とも呼ばれます。

2型糖尿病では、食べ過ぎ・飲み過ぎや運動不足、ストレスなどにより膵臓の働きが弱まったり、インスリンの働きを阻害する物質が体内にたまることによって発症します。遺伝的要素も大きく、家族に糖尿病患者がいる場合に発症する可能性が高いといわれています。そのため、2型はインスリン非依存型とも呼ばれています。

日本の糖尿病患者の大多数は2型だと言われており、網膜症・腎症・神経障害の三代合併症や動脈硬化症を伴うこともあります。一度発症すると完全に治るということがないため、生涯を通してうまく付き合っていくことが大切です。

糖尿病になる原因

血糖値を下げる機能を持つインスリンの不足や、インスリンの効き目が弱くなることが原因です。インスリンの効き目が弱くなることにより、血糖を血液中から体内に取り込めなくなってしまい、高血糖状態が長く続くことで合併症を引き起こすこともあります。

1型糖尿病の原因は、インスリンをつくる膵臓の細胞が何らかの原因で壊されることで、インスリンがつくられなくなり、糖尿病になります。免疫細胞が自らの細胞を攻撃して壊してしまう「自己免疫反応」の異常や、ウイルス感染が原因といわれていますが、原因不明の場合もあります。

子供や青年など若い年齢での発症が目立ちますが、中高年といった幅広い年代での発症も見られます。

2型糖尿病の原因は、インスリンの分泌が少なくなったり、働きが悪くなるために起こります。

主に中高年以降にみられますが、若年者の発症も増加しており、日本の糖尿病患者さんの約90%が2型糖尿病とされています。

日本人は遺伝的にインスリン分泌が弱い人が多いといわれています。遺伝的な体質に過食(特に高脂肪食)、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣や加齢といった要因が加わり、膵臓の働きが弱まったり、インスリンの働きを阻害する物質が体内にたまることにより発症するとされています。このため、2型糖尿病は「生活習慣病」ともいわれています。

また、肥満がなくても内臓脂肪が増える「メタボリックシンドローム」と呼ばれる状態になると発症しやすくなります。

糖尿病になったときに現れる症状

糖尿病の特徴は、自覚症状が現れにくく、痛みもかゆみもない点です。そのため放置しがちですが、「あれ?おかしいな...」と思うような兆候があります。症状が現れる場合も少しずつゆっくりです。そのため、自覚症状がでた時にはかなり進行している可能性もあるのが、糖尿病の恐ろしいところです。

2型糖尿病の場合、初期症状はほとんどないため早期発見が難しく、悪化すると以下の症状が見られます。

  • 疲れやすい
  • トイレの回数が多い
  • のどが乾く
  • 尿の泡立ち・臭い
  • 食欲があるのに痩せる
  • 皮膚が乾燥して痒い
  • ものがかすんで見える
  • 傷の治りが遅い
  • 風邪をひきやすい

さらに悪化して慢性化すると、糖尿病網膜症(目の奥の網膜にある血管から出血が起こったり、異常な血管が網膜につくられたりして、視力の低下や失明などを引き起こす病気)、糖尿病性腎症(腎臓の血管が破壊されて腎臓の機能が低下し、腎不全などを引き起こす病気)などの合併症を引き起こす可能性があります。

1型糖尿病も上記のような症状が出ますが、中には1週間以内に急激に悪化する場合があり、劇症1型糖尿病と呼ばれます。また、発症までにかなりの時間を要する緩徐進行1型糖尿病も存在します。

人工透析が必要になる状況と仕組みについて

人工透析は、弱ってうまく働かなくなった腎臓に代わり、体内に蓄積された余分な水分や塩分を取り除いて血液を浄化する方法です。そもそも腎臓は、血圧を調整したり塩分・水分・老廃物を排出したりする役割を持っています。

腎機能が低下すると、腎臓は体内にある水分や老廃物がうまく排出できなくなるため、体にとって不要なものや有害物質が溜まり続けてしまいます。

そのため、腎臓の持つ機能を人工透析が代わり、浄化した血液を体内に戻すという治療法です。

人工透析が必要になる状況

人工透析が必要になるのは、腎臓機能が弱った人であり、病気としては糖尿病性腎症・腎硬化症・慢性糸球体腎炎が挙げられます。

人工透析の仕組み

透析には、血液透析と腹膜透析の2種類あります。透析は正常に機能しなくなった腎臓の代わりの役目を担います。

血液透析はまず、血液ポンプによって血液を取り出し、ダイアライザーという装置の中に通します。

ダイアライザーの中では人口の膜でできた管の中を血液が、外を透析液が流れ、体の中に溜まった老廃物や過剰な水分を取り除いたり、体液のバランスを整えたりします。

ダイアライザーから出たきれいな血液は体の中へ戻ります。血液透析は1回3時間程度の治療を1週間に2〜3回行います。

腹膜透析はお腹の中に透析液を入れ、腹膜によって水や老廃物を取り除く方法です。腹腔内に透析液の出し入れをするために、カテーテルというチューブを腹部に埋め込みます。

24時間連続して行い、体への負担が少ないCAPD(連続携行式腹膜透析)と、夜間就寝中に自宅で自動的に透析を行うAPD(自動腹膜透析)の2種類の方法があり、医師やご家族と相談の上、ライフスタイルなどを考えて患者さん自身で選ぶことができます。

また、必要に応じて途中で透析方法を変更しなければならない時もあります。

CAPD(連続携行式腹膜透析)とは、1日数回、自分で透析液を交換する方法です。透析液をお腹に出したり入れたりする一連の操作を「バッグ交換」といいます。

生活スタイルに合わせて、「バッグ交換」をする時間をあらかじめ主治医と相談して決めます。

1回のバッグ交換にかかる時間は30分程度で、その間はテレビを見たり本を読んだりすることが可能です。バッグ交換以外の時間は、外出をしたり家事行ったりなど普通の生活を送ります。

大きな装置は必要ないので、家庭でも職場でも行うことができますが、自分で液交換を行うので、しっかりした強い意志が必要です。

APD(自動腹膜透析)とは、睡眠中に機械によって自動的に透析液の交換を行う方法です。

APDでは、透析液のバッグとAPDの機械を接続してセットし、就寝前にお腹のチューブと機械をつないで、治療を開始してから就寝します。

透析液の出し入れは就寝中に機械が自動的に行い、起床後にお腹のチューブを機械から切り離して治療は終了です。透析液の量や出し入れの回数・お腹に透析液を貯める時間などは、一人一人の状態に合わせて医師が判断し、機械に登録されます。

夜間だけ腹膜透析を行うので、昼間は透析から解放されることがメリットです。

糖尿病でどうなったら透析になるのか

糖尿病が進行すると、糖尿病性腎症という合併症を引き起こす場合があります。そして、糖尿病性腎症が進行して深刻化すると人工透析が必要になってきます。

人工透析が必要になる人の多くが糖尿病性腎症であるため、糖尿病と診断されれば血糖値コントロールをしっかりと行い、合併症の予防に努めることが大切です。

糖尿病性腎症になったからといってすぐに人工透析が必要になるわけではありません。

まずは血糖・血圧・脂質などをコントロールする薬物療法、医師や管理栄養士の指導のもとで行われる食事療法、そして日常生活も見直しを行い、規則正しい生活を送ることが大切です。

また、糖尿病腎症は初期に自覚症状が現れないため定期的な血液検査や尿検査などの検査を受け、自身の体調に目を向けることが大切です。

人工透析で腎臓は治るのか

人工透析は腎臓の働きの一部を人工的に補う治療法のため、腎臓の機能を回復させる治療法ではありません。そのため、途中で腎移植を受けない限りは生涯続ける必要があります。

人工透析はツライという声が聞かれますが、それは人工透析の針を通す時の痛みだけではなく、定期的に通院が必要であり、1回の治療時間が長い点が挙げられます。

また、人工透析を中止してしまうと身体に大きな影響を与え命に関わることもあるため、自己判断で治療を受けないということはできません。

人工透析を怠ることによってあらわれる症状としては、水分・塩分の排出ができなくなってくることで、呼吸困難や吐き気・意識障害といった症状があらわれます。

また、余分な水分・塩分や老廃物の排出ができるといっても、健康な腎臓と同程度の役割が果たせるわけではありませんし、透析では補えない腎臓の機能もあります。

そのため多くの場合、透析療法に加えてさまざまな薬の助けも必要になります。

より良い透析生活を送るためには、食事の内容や塩分・水分などの摂取量に気をつけるなど、自己管理も大変重要です。

糖尿病で人工透析になった場合、余命はどれくらいか

糖尿病性腎症は、糖尿病の三代合併症のひとつで、腎臓の機能が少しずつ低下する病気です。

腎臓は、血液中の老廃物をろ過し、尿として排出する臓器。適切な治療を行わず腎症が進行すると、やがて腎臓がほとんど働かない腎不全となり、人工透析療法が必要となります。

糖尿病性腎症を早期発見し治療を開始すると、透析治療を開始するまでの進行を避けられます。

そのためには糖尿病の適切な治療が必要で、適切な治療を受けなかった場合発症してから20〜30年で腎不全まで進行するケースが多いです。

日本透析医学会が実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2003年の透析患者さんの平均余命は50歳の男性で14.55年、50歳の女性で16.74年、60歳の男性で9.87年、60歳の女性で11.31年、70歳の女性で7.11年となっており、透析患者さんの平均余命は、一般人口の平均余命と比べると半分程度と言われております。

2015年末のデータでは、透析導入後の1年生存率は年々改善傾向にあり、5年生存率も1992年以降に透析治療を導入した患者さんでは改善傾向が見られます。

年齢、透析導入前の合併症の有無、糖尿病の頻度などを考慮する必要がありますが、日本における透析患者の生存率は世界的に見て最も良好です。

参考:日本透析医学会 わが国の慢性透析療法の現況2005年12月31日現在
参考:日本透析機学回 我が国の慢性透析療法の現況2015年12月31日現在

糖尿病患者のうち、透析になっている割合はどれくらいか

厚生労働省の「患者調査」によると、糖尿病の患者数は316万6,000人となり、年々増加しています。

「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2015年12月時点で国内で透析療法を受けている患者数は32万4,986人で、前年度より4,538人増加。人口100万人あたりの透析患者数は約2,592人で、前年度より75人増加しました。

日本の全人口に占める透析患者数の割合は、およそ386人に1人に相当します。その中でも透析を始める原因となった疾患(原疾患)の第1位は糖尿病性腎症で、全体の43.7%に上ります。透析の治療形態の割合は、血液透析79.5%、血液透析濾過17%、在宅血液透析0.2%となっています。

人工透析をやめたらどうなるのか

人工透析を中止するケースについて、日本透析医学会の「透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言」にて示されています。

人工透析を中止するケースは、「医療チーム側が透析継続の見合わせを検討する場合」と「患者側が透析継続の拒否をした場合」があります。透析中止の決定がなされる例は、医療チーム側が透析継続の見合わせを検討する場合が大半です。

医療チーム側が透析継続の見合わせを検討する状況としてガイドラインでは以下のことが示されています。

  • 多臓器不全や持続低血圧、重篤な循環・呼吸状態で透析治療の実施が命の危険につながる場合や、透析治療のたびに薬や器具で鎮静しなければ安全に透析治療を行えない場合。
  • 脳血管障害、頭部外傷による重度の後遺症、悪性腫瘍、人口的にしか水分や栄養をとれない状態が今後も継続するなど、患者の全身状況が極めて不良で、患者本人が透析中止の意思をはっきりと示している場合。もしくは、判断能力がない患者の家族が患者の透析中止の意思を推定できる場合。

医療チーム側が透析継続の見合わせをする状況としては、高齢で複数の合併症を抱えて重篤である状態、血圧低下によって透析を行うと命が危険な状態、心不全・悪性腫瘍の末期などのいわゆる終末期のケースに相当します。

患者側が透析継続の拒否をした場合は、患者本人の強い意志による透析拒否の申し出があった場合に、透析中止を行う場合があります。

透析継続の拒否を申し出ている患者に対して、医療チーム側は家族と共に透析治療の有益性、危険性を共にわかりやすく説明し、透析が必要な治療だと患者に納得を得られるように努力を尽くしても患者の意思が変わらなければ、患者の意思を理解し、尊重するとされています。

透析中止の決断は重く、簡単には答えが出せない問題です。透析を中止することがどういうことであるかを、患者自身も深く理解しておくことが大切です。

人工透析を中止すると数日間〜2週間程度で死亡します。透析と透析の間の日が空くとしんどくなるように、3日間も透析をしなければ何かしらの息苦しさやしんどさ、不快感を覚えてきます。

人工透析によって除去していた水分や老廃物が体にたまり続け体重も増加し、呼吸困難や意識障害を起こして非常に苦しい状態になります。

人工透析中止は患者の意思が尊重されるため、患者と家族の意思は一致させておく必要があります。

日頃から患者と家族間で人工透析中止についての話をしておくと、いざという場面での決断がスムーズです。

足立区千住で人工透析を受けるなら

糖尿病の原因や症状、人工透析について詳しく解説しました。糖尿病は自覚症状に乏しく、症状が出現した時にはある程度進行していることが多いです。

また、糖尿病が進行すると糖尿病性腎症を招き、さらに進行することにより人工透析が必要になります。

人工透析はこまめな通院と長い治療時間が必要になってくるため、辛いこともありますが必ず治療には必要であることを理解しましょう。

東京で人工透析を受けるなら、「井口病院」へお越しください。北千住駅から徒歩3分に位置し、駅近でアクセスも便利な好立地にあります。当院では、患者様が透析を続けながら元気に過ごしていただけるよう、快適な環境調整と心のケアを含めた看護を心がけております。

透析患者様に起こり得るさまざまな不調や疾患に対処できるよう体制も整っており、維持血液透析だけではなく、緊急透析や各種血液浄化療法も行っています。

また、糖尿病だけではなく、脳梗塞、循環器疾患、消化器疾患、整形外科疾患など、透析患者様がかかりやすいこれらの疾患の治療にも対応可能です。

その治療と同時に、入院・透析を受けていただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

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