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腹膜透析と血液透析の目的の違いとは?それぞれのリスクやどちらがいいかも解説

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腎臓が正常に働かなくなると、体内に老廃物や余分な水分がたまってしまいます。

これを放置すると、尿毒症という重篤な状態に陥ります。尿毒症は、全身の臓器や神経に障害を起こし、命に関わることもあります。そこで、人工的に体内の老廃物や余分な水分を排出する治療法が必要になります。この治療法を人工透析と呼びます。 

人工透析には、主に腹膜透析と血液透析という2種類があります。どちらも同じ目的で行われますが、その方法や特徴には違いがあります。

この記事では、腹膜透析と血液透析のそれぞれの目的の違いやリスク、どちらが自分に合っているかなどについて解説します。 

また、足立区千住で人工透析を受けるなら、井口病院にお越しください。

井口病院では、血液透析に対応しており、通常の時間帯の透析の他に、早朝透析や夜間透析、オーバーナイト透析など、患者さんの生活スタイルやニーズに合わせた治療を提供しています。

井口病院は北千住駅から徒歩5分とアクセスも便利です。

腹膜透析と血液透析それぞれの目的の違いは

人工透析とは、腎臓が正常に働かなくなった場合に、体内に溜まった老廃物や余分な水分を人工的に除去する治療法です。人工透析には、主に腹膜透析と血液透析の2種類がありますが、それぞれどのような目的や特徴があるのでしょうか?

腹膜透析の目的・特徴

腹膜透析とは、お腹の中にある「腹膜」という組織を利用して体内の老廃物や余分な水分を排出する方法です。

まず、「シャント」という透析液を出し入れするために腹腔内に留置されるカテーテルを、腹膜透析を始める前に手術で作ります。

このシャントから「透析液」という特殊な液体をお腹に入れます。透析液は、お腹の中で血液と触れ合います。すると、血液にある老廃物や余分な水分が透析液に移ります。透析液は、一定の時間お腹に留めておいた後、カテーテルから外に出します。これを繰り返すことで、体内の老廃物や余分な水分を排出することができます。

腹膜透析の特徴は、自宅で行えることです。機器や透析液は自宅に届けられますし、操作も医師や看護師の指導を受けて簡単にできます。そのため、通院に時間を要さないことや、自分の都合に合わせて行えることがメリットです。

通常は1回30分程度を1日4回程度行いますが、夜間連続型という方法では、夜寝ている間に1日1回、機械で自動的に行うこともできます。

また、腹膜透析は、毎日少しずつ老廃物や余分な水分を排出するため、体への負担が少ないという特徴もあります。自分のペースで治療ができるため、生活の質(QOL)も高く保つことができます。

血液透析の目的・特徴 

血液透析とは、「人工腎臓」というろ過装置を利用して老廃物や余分な水分を排出する方法です。

まず、血液を大量に抜き出すために、動脈と静脈をつなぎ合わせた「シャント」という血管を手首や腕に手術で作ります。透析時にシャントに針でチューブを刺して、そこから血液を人工腎臓に送ります。

人工腎臓は、「ダイアライザー」という部品で構成されています。

ダイアライザーは、半透膜で区切られた2つの空間に分かれています。一方の空間には血液が流れ、もう一方の空間には「透析液」という特殊な液体が流れます。半透膜は、老廃物や水分などの小さな分子は通すことができますが、赤血球やタンパク質などの大きな分子は通すことができません。

そのため、半透膜を通して、血液に含まれる老廃物や余分な水分は、透析液に移行します。汚れた状態の透析液は、人工腎臓から外に出され、血液は、人工腎臓からチューブを通して体内に戻されます。

これを繰り返すことで、体内の老廃物や余分な水分を排出することができます。

血液透析の特徴は、1回4時間程度、週に3回の透析を、医療機関で行うということです。血液透析の機械を扱うには高度な技術が必要ですし、血圧や体重などの管理も必要です。そのため、医師や看護師の監督下で行う必要があります。

また、血液透析は、一度に多量の老廃物や余分な水分を排出するため、体への負担が大きいという特徴もあります。

 

腹膜透析がもつリスク

腹膜透析と血液透析は、それぞれにリスクや副作用があります。それぞれのリスクについて見ていきましょう。

腹膜透析には、以下のようなリスクがあります。

腹膜炎

腹膜炎とは、腹膜に炎症が起こることです。

透析液やチューブが汚染されると、細菌が侵入して腹膜炎を引き起こすことがあります。

腹膜炎になると、お腹が痛くなったり、発熱したり、透析液が濁ったりするなどの症状が出ます。これらの症状に気づいたら、すぐに医師に相談してください。

腹膜炎は、早期に抗生物質などの治療を行えば回復できることが多いです。

しかし、治療が遅れて重症化すると、腹膜の機能が低下したり、血液透析に移行しなければならなくなったりする危険性があります。そのため、腹膜炎を予防することが大切となります。

腹膜炎を予防するためには、透析液やチューブの取り扱いに注意し、清潔に保つことが大切です。

腹水過多

腹水過多とは、体内に水分が過剰に溜まることです。腹膜透析では、透析液に含まれる塩分や糖分の濃度によって、体内の水分の移動が調節されます。

しかし、透析液の濃度や交換回数が不適切だと、体内の水分が十分に排出されずに腹水過多になることがあります。

腹水過多になると、体重が増えたり、むくんだり、呼吸困難や高血圧などの合併症を引き起こすこともあります。

腹水過多を予防するためには、透析液の濃度や交換回数を医師や看護師と相談し、適切に調整することが大切です。

腹壁ヘルニア

腹膜透析では、お腹の中に液体を入れます。そのため、お腹の筋肉や脂肪に負担がかかります。すると、お腹の筋肉や脂肪が弱って出っ張ることがあります。これをヘルニアと呼びます。ヘルニアは痛みを伴いますし、手術が必要な場合もあります。

ヘルニアを防ぐためには、液体の量や入れ方を調整したり、運動や食事でお腹を鍛えたりすることが大切です。

 

血液透析がもつリスク

血液透析には、以下のようなリスクがあります。

不均衡症候群

不均衡症候群とは、血液透析導入時に見られる合併症です。不均衡症候群の原因は、透析によって細胞の中と外の体液の成分バランスが崩れてしまうことです。細胞の中と外の成分のバランスが崩れると、頭痛、吐き気、けいれん、こむら返りなどが起こります。通常、透析を何度か経験し、身体が慣れてくれば症状は和らぎます。

低血圧

低血圧は、血圧が急激に下がることです。血液透析では、一度に多量の水分を排出するため、血圧が下がりやすくなります。

特に、食事制限や水分制限を守らない場合、過剰になった大量の水分を排出しなくてはならなくなり、血液透析によって急激に身体の中から水分がなくなることで低血圧が起こります。低血圧になると、めまいや吐き気、失神などの症状が現れます。

低血圧は、透析液の流量や濃度を調節したり、足を上げたり、点滴をしたりすることで回復できますが、重症化すると心不全や脳梗塞などの合併症を引き起こすこともあります。低血圧を予防するためには、食事制限や水分制限を守ることが大切です。

シャントトラブル

シャントトラブルとは、血液透析を行うために作られた血管の通り道(シャント)に起こる異常です。シャントトラブルを起こすと、透析を十分行えなくなるため、シャントトラブルを防ぐことは重要です。起こりやすいトラブルはシャントの狭窄、詰まり、感染。狭窄・詰まりの防止には、血圧測定や荷物などでシャントを圧迫しないことが大切です。

また体重管理、水分管理もきちんと行いましょう。感染防止には皮膚を清潔に保つとともに、シャントのある腕で採血や点滴をしないなどの注意が必要です。

 

腹膜透析と血液透析、どちらがいいのか

腹膜透析と血液透析はどちらがいいのでしょうか?

腹膜透析と血液透析は、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらが自分に合っているかは、個人の生活スタイルや病気の状態や希望によって異なります。

一概にどちらがいいとは言えませんが、一般的に以下のような点を考慮して決める必要があります。

残されている腎機能の程度

腎機能がある程度残っている場合は、腹膜透析の方が腎機能を保てる可能性が高いと言われています。

腹膜透析は、毎日少しずつ老廃物や余分な水分を排出するため、残っている腎機能に負担をかけにくいからです。

一方、血液透析は、一度に多量の老廃物や余分な水分を排出するため、残っている腎機能に負担をかけやすいと言われています。

しかし、これは個人差がありますし、必ずしも腹膜透析が優れているというわけではありません。残っている腎機能の程度は、尿量や血液検査などで判断できますので、医師に相談すると良いでしょう。

生活の自由度

生活の自由度を高めることは、人工透析を受ける方にとって重要なことです。生活の自由度を高めることができるという点では、腹膜透析の方が有利です。

腹膜透析は、自宅で自分で透析を行うことができます。そのため、通院の回数や時間を減らすことができます。

また、腹膜透析は、食事や水分の制限も比較的緩やかです。これにより、食事や旅行などの楽しみを制限されることが少なくなります。

一方、血液透析は、週に3回程度、病院や透析センターで行うことが一般的です。そのため、通院の回数や時間が多くなります。

また、血液透析は、腹膜透析に比べ食事や水分の制限も厳しいです。これにより、食事や旅行などの楽しみを制限されることが多くなります。

治療効果

治療効果を高めることができるという点では、血液透析の方が有利です。血液透析は、一度に大量の老廃物や水分を排出することで、体内のバランスを効率的に調整することができます。これにより、尿毒素や水分の過剰な蓄積を防ぐことができます。

一方、腹膜透析は、毎日少しずつ行うことで、体内のバランスを安定させることができます。

しかし、尿毒素や水分の除去能力は血液透析よりも低いです。そのため、尿毒素や水分の過剰な蓄積に対処するのが難しい場合があります。

以上のように、腹膜透析と血液透析には、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらが自分に合っているかは、個人の状態や希望によって異なります。

そのため、医師や看護師などの専門家と相談しながら、自分に最適な治療法を選択することが大切です。

また、自分の体調や状況によって、途中で変更することも可能です。

 

腹膜透析から血液透析に移行することがある理由

人工透析を受ける方の中には、最初は腹膜透析を行っていたが、後に血液透析に移行したという方もいます。腹膜透析から血液透析に移行する理由は何でしょうか?

腹膜透析から血液透析に移行する主な理由は、以下のようなものがあります。

腹膜炎

腹膜炎は、腹膜透析を行う方に起こりやすい合併症です。腹膜炎が頻発したり重症化したりすると、腹膜の機能が低下し、老廃物や水分の排出能力が落ちてしまいます。この場合、血液透析に移行する必要があります。

腹水過多

腹水過多は、体内に水分がたまりすぎる状態です。体重増加やむくみ、呼吸困難などの症状が現れます。この場合、食事や水分の制限や利尿剤などで治療することができますが、それでも改善しない場合は、血液透析に移行する必要があります。

腹膜の機能低下

腹膜は、長期間にわたって透析液にさらされると、その構造や機能が低下してしまうことがあります。これを「腹膜硬化症」と呼びます。腹膜硬化症になると、老廃物や余分な水分を排出する能力が低下し、透析効果が十分に得られなくなります。

また、腹水過多や感染症などの合併症のリスクも高まります。腹膜硬化症は、透析液の種類や交換方法を変えたり、残っている腎機能を活用したりすることで予防や改善ができる場合もありますが、重症化すると血液透析に移行しなければならなくなる場合もあります。

腎機能の低下

腹膜透析は、残っている腎機能を保てる可能性が高いと言われていますが、必ずしもそうとは限りません。腎臓の病気の進行や合併症などによって、残っている腎機能が低下することがあります。残っている腎機能が低下すると、尿量が減ったり、尿毒素の除去が不十分になったりします。

この場合、腹膜透析だけでは透析効果が十分に得られなくなり、血液透析に移行しなければならなくなる場合もあります。

以上のように、腹膜透析から血液透析に移行することがある理由は、主に腹膜の機能低下や腎機能の低下です。これらは、定期的な検査や医師や看護師との相談で判断できます。また、移行する際には、血管へのチューブの挿入や食事制限や水分制限の強化などの準備が必要です。

 

腹膜透析を受けられる施設は少ない?

人工透析を受ける方の中には、腹膜透析を希望しているけれども、近くに受けれる施設がないという方もいます。実際に、腹膜透析を受けられる施設は少ないのでしょうか?

日本では、人工透析を受けている方の約9割が血液透析を行っています。そのため、血液透析を行っている施設は多くありますが、腹膜透析を行っている施設は少ないという印象があります。

しかし、実際には、全国に約1,500の施設で腹膜透析を行っています。

また、近年では、通院に時間を要さない自宅で行える腹膜透析の需要が高まっており、対応できる施設も増えてきてはいます。

 

足立区千住で人工透析を受けるなら

この記事では、人工透析の2種類である腹膜透析と血液透析のそれぞれの目的や特徴、リスクやメリット・デメリットなどについて解説しました。

どちらが自分に合っているかは、残された腎機能や生活の自由度や治療効果などを考えることで判断することができます。

また、腹膜透析から血液透析に移行することがある理由や、腹膜透析を受けれる施設の数は血液透析よりもかなり少ないという印象がありますが、実際には全国に1,500施設もあり、腹膜透析の需要の高まりとともに、対応できる施設も増えている。ということをお伝えしました。

足立区千住にある井口病院では、現在のところ腹膜透析は取り入れておりませんが、患者様の生活リズムや希望に添えるよう、早朝透析や夜間透析、オーバーナイト透析などに対応し、生活の自由度が高い治療を提案しています。井口病院は北千住駅から徒歩3分の場所にありますので、アクセスも便利です。

井口病院は、人工透析を受ける方の健康と生活の質を向上させることを目指しています。

足立区で人工透析を受けるなら、井口病院にぜひご相談ください。

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